「USBケーブルって種類ありすぎて、どれを買っていいかわからない!」こんな悩みをお抱えではありませんか?
この記事では、USBケーブルの種類と選び方から、おすすめのUSBケーブルまで紹介していきます。
USBケーブルにはたくさんの種類があり、ケーブルの種類ごとに使用されている機器や性能が大きく違います。
USBケーブルの特徴を知らずになんとなくで購入すると、高速充電や高速データ通信ができないだけじゃなく、「そもそも接続できない!」なんてことになってしまいます。
この記事を読むと、USBケーブルの種類ごとの特徴を知り、使い方にあったUSBケーブルを知ることができます。
この記事を読んで、USBケーブルで悩まないようにしましょう。
USBケーブルとは
USBケーブルとは、Universal Serial Busの略で、パソコン本体と周辺機器やスマートフォンなどを接続したり、スマートフォンを充電するときに使用するケーブルです。
正確にいうと、USBという規格の端子にケーブルがついたものをUSBケーブルと言います。
一口にUSBと言っても、USB Type-A、USB Type- B、USB Type- Cなど、さまざまな種類のUSBケーブルがあります。
最近は、MacBookやアンドロイドスマートフォンなどがUSB Type-Cを採用するなど、USB Type- Cに統一されつつあります。
それぞれ、特徴がありますので、解説していきます。
USBケーブルの種類
USBケーブルには、さまざまな種類があり、それぞれに特徴があるので1つずつ紹介していきます。
USB Type-A
USB Type-Aとは、電源の出力側によく使用されるケーブルです。
電源の出力の他にもキーボードやマウス、USBメモリなどもUSB Type-Aがよく使われています。
USB Type-Aには、USB 2,0とUSB3,0があり、端子形状は一緒ですが、USB Type-A3,0は端子の奥にピンが5本追加されています。
USB Type-A3,0が2,0と比べもっとも優れている点は、最大5Gbpsの高速データ通信です。
USB Type-A3,0はUSB Type-A2,0と比べて10倍近い速度を出すことができます。
データ転送速度が早いのは、カメラやHDDから重たいデータを転送するときなどに嬉しい性能ですよね。
USB Type-A端子の場合は、接続して普通に使用できるのも嬉しい特徴です。
USB Type-B
USB Type-Bとは、プリンターやHDDなどをパソコンに接続する側によく使われているケーブルです。
台形のような形をしており、スマートフォンを主に使用しておられる方はあまり目にしたことがないかもしれません。
USB Type-Bにも、2,0と3,0があります。
USB Type-Aと違って互換性はないので、USB Type-Bの2,0を3,0に、あるいは逆のパターンでも接続することができません。
USB Type-C
USB Type-Cは、MacBookやスマートフォンなどに使用されている、今もっとも勢いのあるUSBケーブルです。
USB Type-Cケーブルは、他のUSBケーブルと違って上下左右対象の形状ですので、接続時に「こっち向きだっけ?」と悩むことなく接続することができます。
形状だけでも、優れた製品ですが、USB Type-CにはUSB-PD(Powerdelivery)に対応した高速充電や最大10Gbpsの高速データ通信など性能面でも優れたケーブルです。
micro USB
micro USBは、少し前までAndroidスマートフォンやタブレットなどの充電端子として主に使用されていた、台形の形をした端子をもつUSBケーブルです。
microUSBにもタイプAとタイプBがありますが、タイプAは最近ほとんど使用されておらず、タイプBが主に使用されています。
Lightning
Lightningケーブルは、Appleが独自で開発したケーブルです。
最近では、MacBookやiPadなどにUSB Type-C端子が採用されてきていますが、iPhoneにはLightning端子が採用されています。
USB Type-C同様、左右上下対称で、接続するときにストレスなく接続できます。
iPhoneといえば、Lightningケーブルですので、iPhone普及率の高い日本においては見たことある方も多いケーブルです。
USBケーブルの選び方
USBケーブルの種類がわかったところで、USBケーブルの選び方について解説していきます。
USBケーブルの選び方は大きく分けて3つあります。
USBケーブルの選び方
- ケーブルの長さで選ぶ
- 充電速度で選ぶ
- 端子で選ぶ
上記3つのポイントについて、1つずつ解説していきます。
ケーブルの長さで選ぶ
ケーブルの長さは、USBケーブルを選ぶにあたってもっとも注意するべきポイントです。
USBケーブルには、さまざまな長さがありますが、机の上で使用するだけなのに、2mのケーブルを購入しても机の上でからまってしまい使い勝手がよくないですよね?
机の上で使うなら1m程度、モバイルバッテリーにつないで持ち運ぶなら30cmのケーブルを購入するなど、使用する状況や接続する機器などによって、購入するケーブルの長さを調整しましょう。
充電速度で選ぶ
USBケーブルと言っても充電速度が全種類同じかというと、そうではありません。
急速充電の規格であるUSBPDに対応したケーブルでないと、高速充電器の性能を最大限に活かすことができません。
せっかく充電器が良くても、USBケーブルがUSBPDに対応していなくて高速充電ができないとショックですよね?
充電速度もよく確認して購入しましょう。
端子で選ぶ
USBケーブルを選ぶときは、お持ちの機器の接続端子をよくみて購入する必要があります。
筆者がやってしまったミスとしては、USB-C端子接続の高速充電器を購入したのに、一緒に購入したケーブルをUSB-A端子のものを購入していたパターンです。
当然、使えるわけなくUSB-Cケーブルを追加購入するという、無駄な出費になってしまいました。
余計な出費を抑えるためにも、USBケーブルを購入するときは、接続するデバイスの端子形状をよく確認してから購入するようにしましょう。
おすすめのUSBケーブル10選
ここからは、先ほどご紹介したUSBケーブルの中で、特におすすめのUSBケーブルをご紹介していきます。
現在主流となっている「USB Type-Cケーブル」と「Lightningケーブル」を中心にご紹介します。
USB Type-Cケーブル
まずはUSB Type-Cケーブルのおすすめ商品をご紹介します。
ぜひこちらから選んでみてくださいね。
こちらの記事では、おすすめのUSB Type-Cケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
Anker USB Type C ケーブル PowerLine Ⅲ
USB Type- A・USB Type-Cケーブルをお探しの方におすすめなのが、Anker USB Type C ケーブル PowerLine Ⅲです。
Anker USB Type C ケーブル PowerLine Ⅲは、USBPDには対応していないものの、Quickcharge対応の急速充電器と一緒に使用することで、最大15Wの充電に対応しています。
また、25,000回もの折り曲げテストに合格した高耐久ケーブルで、長く使用できることもポイントです。
ただし、USB2,0のUSBケーブルですので、容量の多いデータ通信を行う方で少しでも早くデータ通信を行いたい方は注意が必要です。
こちらの記事では、Ankerのおすすめ充電器についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
DIGIFORCE USB-C to usb-c ケーブル
USB TYPE−Cケーブルで、最もお洒落なケーブルがDIGIFORCE USB-C to usb-c ケーブルと言っても過言ではありません。
DIGIFORCE USB-C to usb-c ケーブルはパッと見た瞬間、形と色が他のケーブルとは全く違うので、目を引くこと間違いなしです。
コネクタ部がキューブ型の形状をしており、色もチャコールグレーやネイビーブルーなどトレンドのくすみカラーを取り入れたカラー展開となっています。
見た目に目が行きがちですが、USBPDに対応した急速充電に対応しています。
USB2,0ですので、データ通信面でUSB3,0より不利なものの、USBPD充電は大きな魅力です。
ケーブル自体も2重に編み込まれたナイロンケーブルで、折れに強い高耐久なケーブルとなっています。
エレコム USB TYPE C ケーブル
エレコム USB TYPE C ケーブルは、EUの「RoHS指令」という特定有害物質も使用制限をクリアしている環境に優しいUSBケーブルです。
サスティナブルやSDGsなど、環境についての関心が高まっている世の中にあった製品ですよね。
USBType-A・USBType-C端子がついたケーブルで、USB2,0の規格である「CenterfieldHiSpeed」の正規認定品です。
かんたんに言うと、「ちゃんとしたUSB2,0のケーブルですよ」と言うことですね。
安心を買うと言う意味ではおすすめの製品です。
Playa by Belkin USB-C to USB-Cケーブル
アップルストアでも見かけるBelkinと言うブランドのサブブランドである、PlayaからもUSB-Cケーブルが発売されています。
USB-PDに対応しており、急速充電器と組み合わせると急速充電ができます。
USB規格の管理団体である、USB-IFから認定を受けた信頼できるUSBケーブルです。
Amazonベーシック USBケーブル
あのAmazonのプライベートブランドである、AmazonBasicからもUSBType-Cケーブルが発売されています。
実は、良いものを提供しているAmazonBasicだけあって、USB-IF認定のUSB3,1USB3,0ケーブルです。
最大データ転送速度は10Gbpsでデータ転送をよく行う方におすすめなケーブルです。
Lightningケーブル
iPhoneやAirPodsなど、Apple製品をお使いの方はLightningケーブルをお探しではないでしょうか?
ここからは、おすすめのLightningケーブルを紹介していきます。
こちらの記事では、おすすめのライトニングケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
apple純正Lightning – USBケーブル
Apple純正のLightningケーブルは、Appleユーザーなら誰もが手にしたことのあるケーブルかと思われます。
純正品と言うことで、通信や充電も安定して行うことができます。
ただ、純正品のUSBケーブルは断線しやすく、すぐに買い替えた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者は、色々使って結局純正ケーブルに戻ってきてしまいましたが、友人には高耐久ケーブルを使用している人が多く、まだまだ耐久性には不安の残るケーブルのようです。
オウルテック (Owltech) 超タフシリーズ ライトニングケーブル
オウルテックの超タフシリーズという商品群からもLightningケーブルが発売されています。
超タフシリーズは、とにかく頑丈に作られてるのがポイントです。
ケーブル中心部をスパイラル構造にして頑丈に仕上げていたり、強化メッシュ素材を使用したケーブルはしなやかで断線を防いでくれます。
超タフなだけはなく、AppleMFi認定品ですので、iPhoneのアップデートなどでケーブルが使用できなくなる心配がありません。
250,000回もの折り曲げ試験に合格したケーブルは、文字通り桁違いのタフさを持ったケーブルです。
Anker iPhone充電ケーブル PowerLine
Ankerから発売されているAnker iPhone充電ケーブル PowerLineは、高級感のある素材で美しいケーブルに仕上がっています。
見た目もきれいですが、性能と耐久性も素晴らしい性能を持っています。
12,000回もの折り曲げ試験に合格したケーブルは、80kg以上の重さを持ち上げられるほど頑丈なケーブルです。
AppleMFi認定品のため、アップルの厳しい基準をクリアした性能の高いケーブルということが証明されています。
DIGIFORCE ライトニングケーブル
DIGIFORCEからも、USB-Cケーブル同様お洒落で個性的なケーブルが発売されています。
USBType-c,Lightning端子のDIGIFORCE ライトニングケーブルは、USBPDに対応しており、急速充電器と組み合わせて急速充電が可能です。
豊富なカラー展開は、カフェで使うと注目されること間違いなしの製品です。
チャコールグレーの色が、どんな場所にでも溶け込むマットな色味と質感でおすすめです。
CIO USB-C to ライトニング充電ケーブル
CIOから発売されている、CIO USB-C to ライトニング充電ケーブルは、シリコン被覆ケーブルで、ケーブルの絡みを防止しています。
ケーブルをカバンに入れても、絡みにくいのでよくケーブルを持ち歩く方におすすめのケーブルです。
急速充電に対応している点も外出先で使用する方には嬉しい機能ですよね。
まとめ
USBケーブルおすすめ10選と種類や選び方を紹介してきました。
USBケーブルの種類
- USB Type-A
- USB Type-B
- USB Type-C
- micro USB
- Lightning
USBケーブルの選び方
- ケーブルの長さで選ぶ
- 充電速度で選ぶ
- 端子で選ぶ
購入前は必要なUSB端子と欲しい機能を確認してから購入するようにしましょう。
たかがケーブル1つですが、「これだ!」という物に出会えたら、とても良い気持ちになります
お気に入りのUSBケーブルを見つけて、最高に充電環境をそろえていきましょう。
こちらの記事では、おすすめのUSB急速充電器や、iPhoneにおすすめの充電器、おすすめのケーブルクリップについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
コメント