外出先でパソコンを使用するとき、バッテリーが心配ですよね。バッテリー残量を気にして作業に集中できなければ、意味がありません。
とはいえ電源を持ち運ぶにしても、電源が取れるお店探しなど、手間がかかる場合もあります。
そのようなとき、モバイルバッテリーがあると便利です。
ただモバイルバッテリーは種類も豊富です。どれを買えばよいかわからず、迷いますよね。
そこで今回はパソコンを充電するときにおすすめのモバイルバッテリー10選や、選び方を紹介します。
この記事を読めば、自分に合うモバイルバッテリーも選べるようになります。
パソコンのバッテリー残量も気にせず、作業へ集中できるモバイルバッテリーを見つけていきましょう。
ノートパソコン用モバイルバッテリーの選び方
販売されているモバイルバッテリーのすべてが、ノートパソコンに適しているわけではありません。
ここからはノートパソコン用モバイルバッテリーの選び方を紹介します。
容量や出力など、選ぶときに大切なポイントを確認していきましょう。
容量で選ぶ
バッテリー容量は充電したい容量、重量、価格のバランスから選びましょう。
一般的にノートパソコンの容量は10,000mAhのため、15,000mAh以上がおすすめです。
また充電するときは、電圧変化による電気のロスが必ず発生します。
そのためモバイルバッテリーに表示されているすべての容量を、充電へ使用することはできません。充電できる容量は、表示されているバッテリー容量の60~70%ほどです。
したがって充電したい容量より少し多い容量のものがおすすめです。
こちらの記事では、おすすめのモバイルバッテリーを容量別にご紹介しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
出力で選ぶ
充電するときに必要な電力量はパソコンごとに異なります。
電力が足りない場合、充電スピードは遅くなり、場合によっては充電できないこともあります。
そのためお持ちのノートパソコンに合わせて最大出力を選びましょう。
小型サイズは、30~40Wがおすすめです。
ミドルクラスの場合は60Wほどあると安心ですよ。
そしてハイスペックなパソコンには、80W以上がおすすめです。
出力が高いほど、価格も上がります。必要な出力でコストを抑えつつ、最適なものから選びましょう。
ポートの種類で選ぶ
ノートパソコン用モバイルバッテリーの出力ポートは、USBタイプとDCタイプ、そしてACタイプに大別できます。
USBタイプは専用ケーブルを利用して、モバイルバッテリーと接続します。PDに対応している場合、フルスピードで充電も可能です。
DCタイプは多くのノートパソコンへ対応しています。ACアダプターが不要なため、持ち運びにも最適です。
またACタイプの場合、AC電源の挿し込み口が付いています。
コンセントをバッテリーへ直接挿し込めるため、汎用性も高いですよ。
AC出力に対応しているかで選ぶ
AC出力に対応しているモバイルバッテリーは、コンセントを使用した充電が可能です。
そのためモバイルバッテリー本体へ直接コンセントを挿し込めます。
またパソコンを充電するとき、同時に本体も充電できます。充電のし忘れが少なく、手軽に使用できるところも魅力ですよ。
ただAC出力に対応しているモバイルバッテリーは、本体のサイズが大きいものも多いです。
持ち運ぶとき負担にならないサイズか、しっかりチェックしましょう。
おすすめのノートパソコン用モバイルバッテリー
ここからは。おすすめのノートパソコン用モバイルバッテリー10選を、紹介します。
選び方を参考に、自分に合うモバイルバッテリーを見つけてくださいね。
Anker PowerCore III Elite 25600
バッテリー容量は25,600mAhです。
出力ポートはUSB-Cタイプを1つとUSB-Aタイプを2つ搭載しています。3台同時に充電することも可能です。
PDに対応しているUSB-Cタイプは最大出力60Wです。Anker独自技術のPower IQも搭載しているため、フルスピード充電も可能です。
また低電流モードにも対応しています。イヤホンやスマートウォッチなど、小型電子機器も充電できます。
付属の充電器で本体を充電すれば、3時間程度でフル充電可能です。
Anker PowerCore+ 26800 PD 45W
バッテリー容量は26,800mAhです。
出力ポートはUSB-Cタイプを1つと、USB-Aタイプを2つ備えています。
そのため3台同時に充電することも可能です。
USB-Cタイプは最大出力45です。Anker独自技術のPower IQを搭載しているため、パソコンへもフルスピード充電ができます。
またPDにも対応しており、専用のケーブルを使用することで、最大出力60Wにて充電が可能です。
低電流モードも搭載しているため、小型電子機器へも適切な電流で充電できます。
Anker PowerCore Essential 20000 PD
バッテリー容量は20,000mAhです。
出力ポートはUSB-CタイプとUSB-Aタイプを1つずつ搭載しています。2台同時に充電することもできます。
USB-CタイプはPDに対応しており、最大出力は20Wです。
USB-AタイプもAnker独自技術のPower IQを搭載しており、フルスピード充電が可能です。最大出力は18Wですが、MacBookなど一部パソコンであれば十分充電できる出力です。
また低電流モードにも対応しているため、イヤホンなど小型電子機器を充電することも可能です。
こちらの記事では、Ankerのおすすめモバイルバッテリーをご紹介しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
サンワダイレクト 700-BTL033BK
大容量17,400mAhのリチウムイオン電池を採用した、ノートパソコン専用モデルです。
国内メーカーなので、安心して使用したい方にもおすすめです。
各種ノートパソコンに対応した、9種類の変換プラグも付属しています。
電圧は12V、16V、19Vの3段階にて調整が可能です。ノートパソコンへ正しく充電できます。
出力ポートはDCを1つとUSB-Aタイプを1つ搭載しています。
USB-Aタイプは自動で接続した機器に合わせた出力で充電が可能です。
RAVPower RP-PB055
バッテリー容量は30,000mAhです。
AC出力に対応しており、最大出力は100Wです。消費電力100W以下の電子機器へ充電が可能です。
そのためアウトドアや停電時など、電力不足の場合でも活躍します。
またUSB-Cポートも搭載しています。PDに対応しており最大出力は60Wです。専用のコードを使用することで、パソコンへもフルスピード充電が可能です。
そしてUSB-Cポートは最大入力45Wにも対応しています。本体も3時間でフル充電できます。
RAVPower RP-PB201
LG化学製 “21700”円筒形リチウムイオン電池を採用した、20,000mAhの大容量モデルです。大容量ながら小型化を実現し、人気を集めています。
出力ポートはUSB-CタイプとUSB-Aタイプを搭載しています。
USB-CタイプはPDに対応しており、最大出力60Wのハイパワー仕様です。
そのためMacBook Proなど、パソコンへもフルスピード充電が可能です。
USB-Aタイプは、QCに対応しており、最大出力18Wです。PDに対応していないデバイスへも快適な充電が行えます。
ELECOM DE-C19L-20000BK
バッテリー容量は20,000mAhです。
出力ポートはUSB-CタイプとUSB-Aタイプを1つずつ搭載しています。2台同時の充電にも対応しています。
USB-Cは最大出力45Wです。USBコンプライアンステストに合格したPD規格の正規認証品であるため、安心して使用できます。
PD専用ケーブルを使用し、本体の充電を行った場合、約3時間40分でフル充電できます。
また低電流モードに対応しており、イヤホンなど小型電子機器へも最適な電流で充電が可能です。
BOOST↑CHARGE™ 20100mAh モバイルバッテリー
バッテリー容量は20,100mAhです。
USB-Cデバイス用へ設計されており、PDにも対応しています。最大出力は30Wのため、フルスピード充電も可能です。
付属しているケーブルだけで、すべてのUSB-Cデバイスへ充電できます。
本体への充電も同じく付属しているケーブルで可能なため、携行性も抜群です。
最大入力も30Wのため、2~2.5時間で本体の充電も完了できます。
また出力ポートはUSB-Aタイプも搭載しているため、2台同時に充電することも可能です。
オウルテック OWL-LPB20001-BK
バッテリー容量は20,000mAhです。
本体と接続したデバイスを自動的に識別し、そのデバイスへ最適な電流で充電できるSmart ICを搭載しています。
バッテリーから過剰な電流が流れることもないため、安心して使用できます。
出力ポートは3つ搭載しています。USB-Cタイプを1つと、USB-Aタイプを2つです。
そのため3台同時の充電も可能です。
また3つの出力ポートはすべて高出力へ対応しています。パソコンへのパワフル充電も可能です。
エレコム DE-C33L-20000BK
バッテリー容量は20,100mAhです。
スマートなフォルムで持ち運びにも便利なサイズです。
出力ポートはUSB-CタイプとUSB-Aタイプを1つずつ搭載しています。2台同時の充電も可能です。
またUSB-CタイプはPDに対応しており、最大出力は45Wです。
パススルー充電にも対応しています。本体と接続したパソコン、どちらもバッテリーが少なめの場合も安心ですよ。
低電流モードも搭載しているため、小型電子機器へも最適な電流で充電できます。
こちらの記事では、MacBookのおすすめ充電器についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
まとめ
外出先でパソコンを使用したいとき、モバイルバッテリーがあれば、バッテリー切れを心配する必要もありません。
モバイルバッテリーはバリエーションも豊富なので、迷ったときや悩んだときはこの記事を参考にしてくださいね。
コンセントがない場所でも、快適にパソコンで作業を行っていきましょう。
こちらの記事では、20000mAh以上のおすすめモバイルバッテリーや、MacBookにおすすめのモバイルバッテリー、充電に使うおすすめのUSBケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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