現在、急速充電器はさまざまなメーカーから発売されています。中には、どのメーカーを選べばいいのかわからないといった方もいるのではないでしょうか?
いくつかあるメーカーの中でも、Ankerはコスパの良く、非常に人気のメーカーです
その中でかなり手の届きやすい価格帯の急速充電器がAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wです。初めて急速充電器を買おうと思っている方で、この充電器を検討している方もいるのではないでしょうか?
ということで今回は、実際にAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wを買って使ってみました。
使っている中で感じたAnker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの特徴とスペックや、メリットとデメリットなどを幅広くお伝えしていきます。
急速充電器について購入を検討しようと考えている方、Ankerの急速充電器について知らない方、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wに興味がある方はぜひ確認してみてくださいね。
毎月ガジェットを購入するガジェット好き。人生をワクワクさせてくれるガジェットや、愛用のガジェット自慢を各種SNSで発信中。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの特徴
まずは、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの特徴をお伝えします。
急速充電器で有名なAnkerは、中国の電子機器メーカーです。
そして、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wは2020年10月20日に発売された急速充電器。それでは、スペックについて紹介していきます。
スペック
スペックは以下の通りです。
特徴 | |
---|---|
サイズ | 約45×27×27mm(プラグ部を含む) |
出力W数 | 20W |
重さ | 約30g |
機能 | USB Power Delivery対応 PowerIQ 3.0 (Gen2)搭載 |
スペックの表にある通り、かなりコンパクトで小さく軽い急速充電器となります。
そして、コンパクトながら出力は20Wと、一般的な充電器よりも出力が大きいです。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wは重さが30gでありながら、15分程充電するだけで、3.5時間の動画視聴ができるほどの充電速度です。
iPhone純正の5W充電器に比べると約3倍のスピードで充電が可能です。充電のスピードが速いと、通学・通勤前に15分ほど充電するだけで半日は持つので便利ですよね。
デザイン
では、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのデザインを実際の写真を使ってご紹介していきます。
本体
サイズ
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのレビュー
ここからは、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wを実際使用してみての感想をレビューしていきます。
最小クラスのコンパクトさ
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wはなんといってもコンパクトなサイズで軽量に持ち運びができるのがいいですね。
Anker調べでは、20W出力以上のUSB Power Delivery対応USB充電器として世界・最小最軽量 とのことです。(2020年9月時点)
非常にコンパクトなので、他のコンセントを圧迫せず、片づけるときもかさばらないでしょう。
急速充電器の中には、横幅のサイズが大きくなり、電源タップの左右のコンセントを圧迫する場合もあります。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wはコンパクトなので電源タップの他のコンセントには影響を及ばさないという点が便利でした。
コンパクトながら20Wの出力
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wはサイズ感がコンパクトでありながら20Wの出力ができる急速充電器です。
使っていてかさばることがなく、iPhone純正の5W充電器より充電速度がかなり早いので、安く急速充電器が欲しいという方にはおすすめです。
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのメリット・デメリット
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの特徴について紹介してきましたが、メリットとデメリットについて気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのメリットとデメリットについて実際に使って感じたものをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
メリット
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wを実際に使って感じたメリットはこれらです。
コンパクトなので使うときも収納するときもかさばらない
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wはコンパクトなサイズなので、オフィスで使ったり、収納したりするときもかさばることがありません。
特にオフィスなどでは、充電できるスペースも少なく、アイテムをコンパクトにまとめたい方も多いのではないでしょうか?
30グラムとかなり重量もかなり軽いので、持ち歩くのに重さを感じることもないでしょう。
また、収納をするときもスペースを取らないので、邪魔にはなりづらいです。
安価で高出力の充電器が手に入る
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wの価格はなんと1,780円(税込)です。PD充電に対応したこのレベルの急速充電器の中では安い価格でしょう。
ちなみに、Apple純正の急速充電器は2,200円です。急速充電器を2,000円以内に価格を抑えることができるのはお財布に優しいですね。
そして、20Wの出力だからこそ充電スピードが速いのもメリットですね。そして、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wは、PowerIQ3.0にも対応しています。
そもそも、PowerIQとは接続されているスマートフォンに応じてそれぞれに合った充電規格によって充電できる仕組みになります。
PowerIQの搭載されている急速充電器のメリットは、スマートフォンがどの充電規格に対応しているのかを自動で判別してくれる機能があるので、適切に充電を行なってくれるのです。
なので、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wは、どのスマートフォンでも適切な充電を行えるという点でもおすすめの製品になります。
デメリット
続いて、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのデメリットはこれらです。
プラグは折り畳みできない
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wのプラグは折り畳みができないのが少し残念な点になります。
プラグを折りたためないと、かばんやガジェットポーチに入れて持ち歩くときに少し不安です。プラグが飛び出しているため、他のアイテムを傷つけてしまう可能性があります。
持ち歩くときには、繊細なアイテムとは分けて持ち歩くように注意しましょう。
もし、折り畳み式プラグを搭載した急速充電器が良ければ、Anker PowerPort Ⅲ 65W Podがおすすめです。
Anker PowerPort Ⅲ 65W Podは折り畳み式のプラグの製品になります。こちらは、折り畳みが出来て便利な面があります。
ただし、価格が2,000円~3000台後半になってしまい、サイズが少し大きくなってしまうといったデメリットもあります。
また、コンパクトで折り畳み式の充電器が良い方はAnker Nano II 45Wもおすすめです。
ぜひご自身の利用シーンを想像して比較してみてくださいね
USB-C対応の充電ケーブルが必要
Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W はUSB-C対応の充電ケーブルが必要となるのがデメリットとなります。
昨今はUSB-C対応の充電ケーブルが普及してきていますが、まだUSB-Aを搭載したケーブルしか持っていないという方も一定数いらっしゃるでしょう。
「USB-A→ライトニングケーブル」や「USB-A→USB-Cケーブル」はこの充電器では使用できません。
使用できる充電ケーブルは、「USB-C→ライトニングケーブル」や「USB-C→USB-Cケーブル」となります。
最近はWinodwsのPCもUSB-Cが出力端子に搭載されることも多く、USB-Cが認知されてきています。
急速充電器はUSB-Cの出力端子がより普及していくことでしょう。お持ちでない方は、ぜひこの機会に揃えてみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、おすすめのUSBケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
ノートパソコンの充電には不向き
この充電器は20W出力という事で、パソコンへの充電には向かないでしょう。
macbook airでも30Wほどの出力が必要となるので、パソコン充電に使用しても十分な性能は発揮できません。
その場合は、上位機種であるAnker PowerPort III 65W Pod Liteがおすすめです。
まとめ
今回は、Anker PowerPort Ⅲ Nano 20Wを実際に使用してレビューしました。
スペックと価格を総合的にみて、この値段であれば十分魅力的な商品化と思います。
折り畳みプラグ式がないのが少しデメリットではありますが、家庭内で使用するのみであれば問題ないでしょう。
コスパが良く手に入りやすい「Anker PowerPort Ⅲ Nano 20W」。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
こちらの記事では、おすすめの急速充電器や、Ankerのおすすめ充電器についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
コメント