「最近のパソコンってUSBポート少なくて使いづらいけど、USBハブの種類が多くてどれ選んでいいか分からないなー」という疑問をお持ちではありませんか?
USBハブといえば以前はUSBポートが足りないときに使用する程度の製品でした。
しかし、最近のノートパソコンはUSBポートが2個程度しかないことが多く、在宅ワークの増加と共に必須アイテムとなりつつあります。
USBハブはさまざまなメーカーから発売されており、選ぶのに一苦労しますよね。
USBハブで悩んだときは、まずAnkerのUSBハブを手に取ってみることをおすすめします。
この記事では、USBハブを選ぶときに気をつけるべきポイントとAnkerのおすすめUSBハブを紹介しています。
Anker(アンカー)とは
「Ankerってそもそも企業なの?ブランド名なの?」という疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Ankerとは中国に本社をおく安克创新科技股份有限公司(Anker Innovations Co.,Ltd.)という企業のブランド名のことです。
主力製品はスマホ充電器ですが、ワイヤレスイヤホンやモバイルプロジェクターなど現代の生活に溶け込みやすいスマートな家電やガジェットを発売し続けている有力企業です。
私も、最初は「Ankerってなんだ?この製品大丈夫なのか?」と思った時期もありましたが、Ankerのモバイルバッテリーを使用して考えが変わった経験があります。
USBハブの選び方
USBハブを選ぶときは、大きく3つのポイントを注目して選ぶと自分にあったUSBハブを選ぶことができますよ。
USBハブを選ぶときの3つのポイント
- 電源タイプ
- 搭載ポート
- 機能性
上記3つがUSBハブを選ぶときのポイントになります。
1つずつ解説していきます。
電源タイプ
電源タイプはセルフパワータイプとバスパワータイプがあります。
簡単に説明すると、セルフパワータイプは電源からの電力供給が必要なタイプでバスパワータイプは接続するパソコンから電力供給を受けるタイプになります。
それぞれ、詳しく解説していきます。
セルフパワータイプ
セルフパワータイプは電源から電力供給が必要なことは先ほど説明しました。
電源供給を受けると何が良いかというと、消費電力の大きいUSB機器を安定して動作させることが可能なんです。
バスパワータイプもUSB PD(Power delivery)の登場で、パソコンから高い電力供給を受けることができるようになりましたが、まだまだAC電源と繋がっているセルフパワー電源の安定感には勝てません。
とはいえ、通常の使用程度であればバスパワー電源で十分なのも事実です。
また、セルフパワータイプは外で作業するときに、AC電源の確保が必要になるので、家の中だけで使うには良いのですが、カフェなど外で作業する方には使いづらい機器という問題もありますよね。
バスパワータイプ
バスパワータイプはPCから電力の供給を受けるので、配線もスッキリして、カフェなど外で作業する方にも使いやすいタイプです。
USB PDに対応したモデルであれば、消費電力の高い外付けHDDなども正常に動作させることができます。
ただし、セルフパワータイプほどの電力供給ではありませんので、消費電力の高い機器を3つ動作さえたいなど、負荷の高い使用方法が必要な方はセルフパワータイプにしておくと失敗が少なくておすすめですよ。
パススルーモデルとは
電源タイプと合わせて、パススルーモデルというUSBハブを介してパソコンを充電することのできるモデルを選ぶと便利ですよ。
「USBハブを接続したいけど、充電もない!どうしよう」という困った状況になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな困ったときに、USBハブを使いながら充電もできる便利なモデルなんです。
搭載ポート
USBハブを選ぶときは、使用しているパソコンに搭載されているポートがUSB Type-Aなのか、USB-C端子なのかを確認する必要があります。
搭載されているポートが違うと使用することができないので注意が必要ですよ。
またUSBハブにもさまざまなポートが搭載されているので自分に必要なポートが搭載されているUSBハブを選ぶ必要があります。
一般的にUSBハブに搭載されているポートを紹介するので、参考にしてくださいね。
USB Type-A
USB Type-Aはパソコンに接続できる標準的なポートです。
USBメモリなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
少し前まではUSB Type-Aでの接続が一般的でしたが、USB-C端子の普及と共に少なくなりつつあるので、お使いのパソコンの搭載ポートをよく確認する必要があります。
MacBookなどはUSB Type-Aが使われていません。
USB-C端子
USB-C端子は2015年に登場した新しい規格です。
USB Type-Aのような上下の向きがなく使いやすいポートです。
また、USB-C端子は次世代の転送規格であるUSB3,1に対応しており、データの転送速度が早い点も嬉しい特徴ですよね。
USB-C端子には、オルタネートモードという機能があり、このモードに対応した機器であればUSB-C端子で外部ディスプレイへの映像表示が可能です。
HDMI
HDMIとは、テレビとブルーレイレコーダーなど、音声と映像を1つのケーブルで伝送することができるケーブルとポートのことです。
昔は3色のケーブルで音声と映像を送っていましたが、今はHDMIケーブル1本になっています。
テレビやブルーレイレコーダーなどで、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?
USBハブにあるHDMIポートを活用すれば、パソコンの映像を外部に出力するときなどに重宝しますよね。
ただし、USB-C端子のUSBハブの場合は前述したオルタネートモードに対応したPCでなければ映像出力ができないので注意が必要です。
SDカードスロット
SDカードスロットはSDカード内のデータをパソコンで読み込むときに使用するポートです。
カメラが趣味の方などはあると便利なポートです。
機能性
USBハブにどのようなポートが搭載されているかで判断しがちですが、ポートにも性能の差があります。
例えばUSB-C端子でもUSB PDに対応して高速充電ができるものとできないものなどがあるので、搭載ポートの機能性にも着目して購入を検討しましょう。
4K対応HDMI
HDMIポートの中にも4K対応HDMIという4K映像に対応したHDMIポートがあります。
大画面モニターやプロジェクターなどでもきれいな映像を楽しめます。
LANケーブル接続
MacBookなどのパソコンは有線LANケーブルへの接続ポートがないため、USBハブなどのアダプタでつなぐ必要があります。
一般的にWi-Fiより有線LANをつないだ方が通信速度が速いため、高画質動画のストリーミングやオンラインゲームなどをストレスなく楽しめます。
在宅ワークをしていて「テレビ会議なのに、いまいち話し声が聞こえづらいし画像も乱れるし会議にならない」なんて経験はありませんか?
有線なら接続が切れる可能性が少なくなるので、テレビ会議などを多くされる方はLANケーブル接続ポートの搭載されたUSBハブがおすすめです。
Anker(アンカー)のおすすめUSBハブ
USBハブの選び方がわかったところで、AnkerのUSBハブの中でおすすめの商品を紹介します。
Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブ
Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブは3つのUSB TypeAポートと4K対応HDMIポート、高速イーサネットポート(有線LANポート)を1つずつ備えています。
高速イーサネットは最大1Gbpsでネットワーク回線にアクセスできるので、ストレスなく高画質なストリーミング動画やオンラインゲームを楽しみたい方におすすめのモデルです。
見た目も細長くAnkerらしくスタイリッシュですので、持ち運びのにもおすすめのモデルです。
ただしパソコンへの接続はUSB-C端子ですが、USBハブ自体にはUSB-Cポートが搭載されていないので、注意が必要です。
こんな方におすすめ
- 4K映像をストレスなく楽しみたい方
- テレビ会議が多い方
- USB TypeAポートをよく使う方
Anker USB-C 4ポート USB3.0 ハブ
Anker USB-C 4ポート USB3.0 ハブは4つのUSB TypeAポートのみを備えており、シンプルで使いやすいモデルです。
USB Cポートでパソコン本体と接続して使用します。
とにかくUSB TypeAポートだけ欲しい人におすすめのモデルです。
こんな方におすすめ
- シンプルで使いやすいUSBハブが欲しい方
- プリンタやマウスなど周辺機器を多く接続したい方
Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブ
Anker PowerExpand 8-in-1 USB-C PD メディア ハブは、USB Cポート1つ、HDMIポート2つ、USB TypeAポート2つ、SD&マイクロSDカードスロット1つずつ、高速イーサネット1つの合計8つのポートを備えた、わがままを叶えてくれるモデルです。
USBPDに対応しており、パススルー充電でUSBハブを介してパソコン本体に充電することができます。
HDMIポートが2つ搭載されており、複数の画面に出力して作業したい方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 複数のモニターに出力して作業したい方
- 多くの種類のポートを使用したい方
Anker 5-in-1 プレミアム USB-Cハブ
Anker 5-in-1 プレミアム USB-CハブはUSBTypeAポート2つ、HDMI1つ、マイクロSD&SDカードスロットが1つ搭載されているモデルです。
5つのポートが過不足なく搭載されているので、使いやすいモデルです。
USBPDに対応していない点が少し残念ですね。
こんな方におすすめ
- とりあえず、USBハブが欲しい方
Anker PowerExpand Direct 7-in-2 USB-C PD メディア ハブ
Anker PowerExpand Direct 7-in-2 USB-C PD メディア ハブは、MacBookを使っている方におすすめのUSBハブです。
USB Cの充電ポートとデータポート、USB TypeAポート2つ、マイクロSD&SDカードスロット、4KHDMIポートが搭載されています。
搭載ポートも必要十分に揃っていますが、本製品はケーブルで接続するタイプではなく。USBC端子と本体が一体型になったモデルです。
MacBookの2つのポートに接続でき、ケーブルレスのためスッキリした見た目で使うことができます。
見た目もMacBookと似たような素材感で違和感なく使用することができます。
こんな方におすすめ
- MacBookを使っている方
- スッキリしたデスク周りにしたい方
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C PD メディア ハブ
Anker PowerExpand 7-in-1 USB-C PD メディア ハブはUSB Cの充電ポートとデータポート、USB TypeAポート2つ、マイクロSD&SDカードスロット、4KHDMIポートが搭載されています。
イーサネットポートが必要のない方におすすめのモデルです。
外出先での使用頻度が多い方はイーサネットポートを使用する頻度が少ないですよね。
USB PDにも対応し、パソコンへの充電をしながら使用できるので、自宅での使用もおすすめできます。
こんな方におすすめ
- 外出先で使用したい方
- イーサネットポートが必要ない方
まとめ
AnkerUSBハブおすすめ6選!ポート不足で悩まない選び方も紹介してきました。
USBハブを選ぶときのポイントは電源タイプ、機能性、搭載ポートの3つです。
ポイントを抑えて自分にあったUSBハブを選びましょう。
こちらの記事では、アンカーの充電器や、アンカーのおすすめガジェットについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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