外出先でスマートフォンやタブレットなどのデバイスを充電するときに便利なアイテムがモバイルバッテリーです。しかし、モバイルバッテリー自体を充電するのにACアダプタやケーブルを用意する必要があるなど、不便に感じることもあるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、コンセント付きモバイルバッテリーです。ACアダプタを使用せずに、直接コンセントから充電することができます。
こちらではコンセント付きモバイルバッテリーの便利な点や、購入する際の選び方、そしておすすめ製品について解説しています。購入する前の参考にしてみてください。
コンセント付きモバイルバッテリーとは
外出先での充電やお仕事などで便利なアイテムがモバイルバッテリーです。コンセント付きモバイルバッテリーは、本体にコンセントプラグが備わっており、ACアダプタを使用せずに充電を行うことができます。
おすすめのモバイルバッテリーの中でも、モバイルバッテリー自体の充電をコンセントから直接できるので、ACアダプタを持ち歩くことが必要なく、旅行や出張などで活躍するでしょう。また、コンセント付モバイルバッテリーを通して、スマートフォンやタブレットなどを充電することができます。
コンセント付きモバイルバッテリーのメリット・デメリット
ここからは、コンセント付きモバイルバッテリーのメリットとデメリットを紹介していきます。
コンセント付きモバイルバッテリーのメリット
まずは、コンセント付きモバイルバッテリーのメリットについて解説します。
ケーブルなしで充電できる
コンセント付きモバイルバッテリーの便利な点は、本体を直接コンセントに挿すことで充電ができることです。ACアダプタやケーブルを使用することなく、使い終わった後はコンセントに挿しておくだけですぐに使用することができます。
USBポートにたくさんのケーブルを挿す必要がなくなるので、充電器周りをすっきりとさせることもできるでしょう。
外出するときの荷物が減る
コンセント付きモバイルバッテリーにはアダプタが備わっているため、わざわざACアダプタを持ち運ぶ必要がありません。旅行や出張の際に、少しでも荷物を減らしたい場合には非常に便利です。
USBポートとして使える
多くのコンセント付きモバイルバッテリーにはUSBポートが備わっています。そのため、モバイルバッテリー本体の充電と並行して、スマートフォンやタブレットの充電を行うことができます。つまり、スマートガジェットのACアダプタとして利用できるのです。
こちらの記事では、おすすめのUSBケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
コンセント付きモバイルバッテリーのデメリット
続けてコンセント付きモバイルバッテリーのデメリットについて見ていきましょう。
バッテリー容量が小さくなる
モバイルバッテリーを選ぶ際の重要な基準として、バッテリー容量があげられます。「mAh」と表示されているものがバッテリー容量です。コンセント付きモバイルバッテリーは、このバッテリー容量が小さいことが挙げられます。
コンセント付きモバイルバッテリーは、他のモバイルバッテリーはと比べてコンパクトに設計されており、バッテリー容量も5,000~10,000mAhのものがほとんどです。
大容量モバイルバッテリーのなかには、20,000mAh前後のも販売されますので、それらと比べればバッテリー容量は小さいと言えるでしょう。
iPhone13のバッテリー容量がおよそ3,227mAhと言われていますので、20,000mAhの大容量モバイルバッテリーであれば、およそ6回程度の充電をすることができます。しかし、コンセント付きモバイルバッテリーでは1~2.5回程度しか充電をすることができません。
とはいえ、最近のスマートフォンは充電がかなり長持ちするようになっていますので、1日に何度も充電が必要になる状況は少ないと思います。バッテリー容量の大きいノートパソコンの充電をしない限りは、そこまで問題にはならないでしょう。
こちらの記事では、20000mAh以上のおすすめ大容量モバイルバッテリーをご紹介しています。
本体のサイズが大きい
同じバッテリー容量のモバイルバッテリーと比べて、本体のサイズがやや大きくなってしまうこともデメリットとしてあげられます。これは、本体にコンセントプラグを配置する都合上、どうしても本体サイズは仕方ない部分になるかと思われます。
商品によっては充電ケーブルが内蔵されている場合もありますので、ACアダプタとケーブルを常に持ち運ぶことに比べれば、荷物を減らすことができます。外出先でACアダプタを使った充電をするかどうかによって、モバイルバッテリーを使い分けると良いでしょう。
コンセント付きモバイルバッテリーの選び方
次にコンセント付きモバイルバッテリーを購入する際の選び方を紹介します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポートの数、規格で選ぶ
まずは充電したいスマートフォンやタブレットの数や種類に合わせて、USBポートの数や出力規格に注意して選びましょう。
USBポートが多ければ、一度に多くのデバイスを充電できます。一度に充電したい機器が複数ある場合は、USBポートが多いタイプを選択すると良いでしょう。
そして、もう一つ大切なポイントがモバイルバッテリーの出力です。出力が大きければ大きいほど、デバイスへの充電速度が速くなります。
本体やパッケージに「A(アンペア)」で表示されるものが、出力です。概ねモバイルバッテリーは出力は2.0~2.4Aとなっています。素早くデバイスの充電を行いたい場合は、高出力のモバイルバッテリーを選ぶと良いでしょう。
急速充電対応かで選ぶ
モバイルバッテリーの出力のなかでも、2.4Aを超えるものは、デバイスの急速充電をすることができます。短い時間でデバイスを充電したい場合は、急速充電対応のモバイルバッテリーを購入しましょう。
容量で選ぶ
先ほども紹介した通り、モバイルバッテリーを選ぶ際に重要になるのがバッテリー容量です。バッテリー容量が大きいほど、何度もデバイスを充電することができるようになります。つまり、デバイスを何回充電できるかに関わってくるのです。
モバイルバッテリーを購入する前に、自分の持っているデバイスのバッテリー容量を確認し、何回充電をしたいかで選ぶと良いでしょう。
ワイヤレス充電対応かで選ぶ
コンセント付きモバイルバッテリーのなかには、ワイヤレス充電に対応しているタイプもあります。ワイヤレス充電に対応しているデバイスを、モバイルバッテリーの上にのせるだけで簡単に充電することができます。
使い方によっては非常に便利な機能になります。ただし、カバンの中に入れて充電したいときなどは、ケーブルを挿して充電する方式の方が便利でしょう。用途に合わせて選択してみると良いでしょう。
おすすめのコンセント付きモバイルバッテリー6選
最後に、おすすめのコンセント付きモバイルバッテリーを紹介します。便利なガジェット機能満載ですので、最後までぜひご覧ください。
Anker Power Fuison5000
さまざまなモバイル関連用品を販売しているAnkerのコンセント付きモバイルバッテリーです。バッテリー容量は5,000mAhとやや少なめですが、1回程度スマートフォンを充電するには十分です。
コンパクトながらUSBポートが2つついており、急速充電にも対応しています。モバイルバッテリーとしての用途ももちろんですが、ACアダプタとしても使用できるので、旅行などの際に持っていきたいアイテムです。
こちらの記事では、Anker Power Fuison5000を自腹レビューして、より詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
AnkerPowerCoreIIIFusion5000
同じくAnkerのコンセント付きモバイルバッテリーです。同じコンセント付きモバイルバッテリーのなかでも比較的コンパクトで、持ち運びやすいデザインになっています。
一番の特徴は、PowerIQ 3.0(Gen2)搭載していることです。PowerIQ 3.0は、Anker独自の幅広い機器に対応した急速充電方式です。TypeCケーブルを使用することで、従来の充電方式に比べて、早く充電することができるようになっています。
モバイルバッテリー自体の充電速度も速く、およそ2時間40分程度で、フル充電が可能になっています。デバイスを素早く充電したいときには非常に便利な機能です。
Anker PowerPort Atom III Slim
今まで紹介してきたAnkerのコンセント付きモバイルバッテリーのなかでも最もコンパクトなサイズが特徴です。なんと、ポケットにも収納できる設計になっています。
コンパクトなサイズながら、先ほど紹介したPowerIQ 3.0(Gen2)を搭載しており、デバイスをスムーズに充電することができます。メーカースペックではiPhoneXSを30分程度で50%まで充電することができます。
出力ポートが1つしかないことが難点ですが、非常にコンパクトなモバイルバッテリーですので、ACアダプタの代わりとして、カバンに忍ばせておくと便利でしょう。
こちらの記事では、Ankerのおすすめモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
エレコム EC-M06BK
モバイル関連ガジェットのメーカーとして、多くの方に愛用されているエレコム。そんなエレコムもコンセント付きモバイルバッテリーを販売しています。
Type Cポートも付属しており、多くの機器を急速充電することができます。バッテリー容量も10,000mAhと比較的多く、スマートフォンを数回充電することが可能です。
OMKUY モバイルバッテリー 10000mAh
OMKUYは、モバイル周辺機器やゲーム周辺機器を多く販売しているメーカーです。こちらのモバイルバッテリーは、10,000mAhという高いバッテリー容量を持っており、デバイスを複数回充電することができます。
やや本体サイズが大きいながらも、薄べったくスリムな形状になっているため、持ち運びにもあまり気になりません。さらに、本体に充電ケーブルが内蔵されており、1台で複数の充電を行うことができます。
ACアダプタやケーブルを持ち運ぶことなく、コンセント充電、モバイル充電をこなすことができるので、非常に便利な逸品です。
OMKUY モバイルバッテリー 15000mAh
こちらは先ほどと同じくOMKUYのモバイルバッテリーです。こちらのタイプでは、ワイヤレス充電を行うことができるようになっています。
モバイルバッテリーの上にワイヤレス充電対応デバイスを乗せることで、簡単に充電を開始することができます。もちろん、ワイヤレス充電以外にも本体に内蔵されたケーブルを使用して充電をすることが可能です。
まとめ
コンセント付きモバイルバッテリーは、ひとつでさまざまな使い方に応用できる便利なアイテムです。ACアダプタの代わりに持っておいても便利です。カバンなどのひとつ忍ばせておいてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、や、20000mAh以上のおすすめ大容量モバイルバッテリー、iPadにおすすめのモバイルバッテリー、おすすめのUSB-Cケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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