iPhoneユーザーであれば、持っていて損はないApple Watch。
購入後に使うためには、Apple Watchの初期設定を行う必要があります。
初期設定ではiPhoneとのペアリングや、Apple IDでサインインするなど、各種設定を行えます。
ただApple Watchには説明書がついていません。
Apple Watchの初期設定は販売店や量販店でも対応していないため、自分で行う必要があります。
「誰でも簡単にできる」といわれても、初めてApple Watchの初期設定を行う場合は、少し不安ですよね。
そこでこの記事ではApple Watchの初期設定について、詳しく解説します。加えておすすめのカスタマイズ設定5選や、バッテリーを長持ちさせる方法も紹介します。
この記事を最後まで読み、Apple Watchの初期設定を安心して行っていきましょう。
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Apple Watchを初期設定する方法
Apple Watchは購入後、初期設定をしなければ使えません。
ここからはApple Watchの初期設定方法について、詳しく解説します。
iPhoneとペアリングを行うため、お手持ちのiPhoneも手元に準備しておきましょう。
Apple Watchの電源を入れる
まずはApple Watchの電源を入れましょう。
Apple Watchの電源を入れる方法
- Apple Watchの側面にある「サイドボタン」を長押しする
- Appleのロゴが表示されたらしばらく待つ
完全に起動するまでは数分かかることもあります。
Apple WatchとiPhoneをペアリングする
Apple Watchの電源が入ったら、iPhoneとペアリングしましょう。
Apple WatchとiPhoneをペアリングする方法
- Apple WatchをiPhoneへ近づける
- 「iPhoneを使用してこのApple Watchを設定」といったメッセージが、iPhoneへ表示されたら「続ける」をタップする
- iPhoneのホーム画面上にある「Watch」アプリを起動させる
- 「マイウォッチ」をタップする
- 「ペアリングを開始」をタップする
- iPhoneのカメラが起動する
- Apple Watchの文字盤を、iPhoneのファインダー中央に合わせる
「Apple Watchのペアリングが完了しました」といった内容が表示されれば、ペアリング完了です。
ペアリング完了後は「Apple Watchを設定」をタップし、Apple Watchの設定を開始します。
新しいデバイスとして設定する(バックアップから復元する)
初めてApple Watchを使う場合と、バックアップがある場合で手順が少し異なります。
新しいデバイスとして設定する場合は、「新しいApple Watchとして設定」をタップしましょう。
バックアップがある方は、「バックアップから復元」をタップ。復元したいバックアップを選択し、ソフトウェアをアップデートすれば完了です。
Apple IDでサインインする
Apple IDでサインインすると、iPhoneで「探す」や位置情報サービスなどの機能が、自動的にApple Watchでも有効になります。
設定しない場合は下部に表示される「この手順をスキップ」をタップすれば、こちらの手順をスキップできます。
Apple IDでサインインする
- Apple IDのパスワードを入力する画面が表示される
- 「パスワードを入力」をタップし、パスワードを入力する
- 続けて表示される「iPhoneと共有される設定の内容」を確認
- 「OK」をタップする
パスコードを作成する
パスコードはApple Payを利用する際などに、必要となります。
Apple Payを利用する予定の方は、パスコードを作成しておきましょう。
パスコードの作成
- 「パスコード作成」をタップする
- Apple Watch上で設定したいコードを入力する
パスコードを作成するとApple Watchを腕から外した際、ロックがかかるようになります。
ロック解除にもパスコードが必要なので、しっかり覚えておきましょう。
利用可能なAppをインストールする
Apple Watchに対応しているアプリが、すでにiPhoneへインストールされている場合「すべてインストール」にてインストールできます。
個別にインストールしたい場合は「後で選択」をタップしましょう。
デバイスの同期が終わるまで待つ
インストールの設定を終えると、Apple WatchとiPhoneの同期が始まります。
共有するデータ量によっては同期に時間がかかることもあるので、しばらく待ちましょう。
同期が終われば、初期設定は完了です。
Apple Watchおすすめのカスタマイズ設定5選
Apple Watchの初期設定が無事に完了したあとは、カスタマイズ設定がおすすめです。
カスタマイズ設定することで、Apple Watchをより便利に使えます。
ここからはApple Watchおすすめのカスタマイズ設定5選を紹介します。
アプリ通知を選別する
アプリ通知は不要なものを「オフ」にしましょう。
デフォルト設定はiPhoneで利用しているアプリの通知も、すべて受け取ってしまいます。
不要なアプリの通知を「オフ」にすれば、わずらわしさも感じません。
アプリ通知をオフにする方法
- 「Watch」アプリを開く
- 「通知」をタップする
- 不要な通知を「オフ」にする
通知を確実に届けてくれるApple Watchだからこそ、コントロールすることで快適に利用できます。
消音モードをオンにする
Apple Watchは手首に装着しているため、バイブのみでも通知に気づきやすいです。
音を鳴らしてはいけない場面で「うっかり音が鳴ってしまう」といった事態も防げるため、「消音モード」は「オン」がおすすめです。
「消音モード」はコントロールセンターから、鈴のアイコンをタップするだけで、設定できます。
デフォルト設定で気づきにくい場合は、バイブを「はっきり」へ設定しましょう。
「設定」から「サウンドと触覚」をタップし、「はっきり」をタップすれば、より伝わりやすいバイブで通知してくれます。
表示するアプリを選別する
Apple Watchで不要なアプリは、「表示しない」設定がおすすめです。
Apple Watchの画面は小さいため、アプリ数が多いと本当に使いたいアプリも見つけにくくなります。
不要なアプリを「表示しない」方法
- 「Watch」アプリを開く
- 「Apple Watch上にインストール済み」をタップする
- Apple Watch上で表示しないアプリを選び「AppをApple Watchで表示」を「オフ」にする
アプリごとに設定ができるため、必要なもののみ表示しましょう。
iPhoneでApple Watchのロックを解除する
パスコードを設定すると、Apple Watchを外す度にロックがかかります。
再度Apple Watchを装着する際、パスコードの入力が必要なので少し面倒ですよね。
そのような場合はiPhoneのロック解除で、自動的にApple Watchのロックも解除される設定を、「オン」にするのがおすすめです。
iPhoneでApple Watchのロックを解除する方法
- 「Watch」アプリを開く
- 「パスコード」をタップする
- 「iPhoneのロックを解除」をオンにする
Apple Payを設定する
Apple Payを登録する場合は「Suica」がおすすめです。
駅の改札通貨やコンビニなどの決済を、Apple Watchだけでできるため便利ですよ。
Apple Payを登録する方法
- 「Watch」アプリを開く
- 「ウォレットとApple Pay」をタップする
- 「My Suica」をタップする
- エクスプレスカードをオンにする
通常サイドボタンを2回押す行為も不要となります。
Apple Watchのバッテリーを長持ちさせる方法
Apple Watchのバッテリーは設定により、長持ちさせることも可能です。
ここからはApple Watchのバッテリーを、長持ちさせる方法を紹介します。
「常時ディスプレイ表示」をオフにする
Apple Watchのディスプレイを常時表示している場合は、オフにしてバッテリー消費を抑えましょう。
常時ディスプレイ表示をオフにする方法
- 「設定」をタップ
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「常にオン」をオフにする
手首を返すなど時計を見る動作でディスプレイも表示されるため、困ることもありません。
また「画面表示と明るさ」から、ディスプレイの明るさも調整できます。
少し暗くすれば、さらにバッテリー消費を抑えられます。
ただ暗くしすぎると視認性が低下するので、適度な暗さを保ちましょう。
「シアターモード」を利用する
「シアターモード」をオンにすれば、ディスプレイを確認する動作をしても、画面は表示されなくなります。
映画館や舞台鑑賞時に活用する機能ですが、バッテリー節約にも役立ちます。
「コントロールセンター」にある仮面のようなアイコンをタップすれば、設定も完了です。
Apple Watchを身に着けて睡眠をとる場合も、画面の光に邪魔されません。
「バッテリー充電の最適化」をオンにする
「バッテリー充電の最適化」は、バッテリーの経年劣化を軽減できる機能です。
Apple Watchの充電時間を自動学習することで、80%~フル充電になるまで充電速度を自動調整してくれます。
バッテリー充電の最適化をオンにする方法
- 「設定」をタップ
- 「バッテリー」をタップする
- 「バッテリーの状態」をタップする
- 「バッテリー充電の最適化」をオンにする
まとめ
Apple Watchには説明書などがついていないため、初期設定を1人で行う必要があります。
不安なときはぜひこの記事を参考に、Apple Watchの初期設定を行ってください。
自分にとって使いやすいApple Watchを、活用していきましょう。
こちらの記事では、Apple Watchのメリットや、Apple Watch SEを実際に使ったレビュー、Apple Watchのコントロールセンター、Apple Watchの初期化方法についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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