Apple Watchのコントロールセンターを開くと、たくさんのアイコンが表示されます。
マナーモードや機内モードなど、よく利用する便利機能を表示できる画面です。
Apple Watchのコントロールセンターに並ぶ各アイコンを使いこなせれば、状況に応じたモード変更なども素早く対応できます。設定やアプリを開く手間が省けて便利ですよね。
ただコントロールセンターに並んでいるアイコンの中には、どのような機能を持っているか、わからないものもあります。
そこでこの記事ではApple Watchのコントロールセンターを表示する方法や、各アイコンが持っている機能について、詳しく解説します。
Apple Watchのコントロールセンターでできることを理解し、より便利に使いこなしていきましょう。
Apple Watchのコントロールセンターを表示する方法
Apple Watchのコントロールセンターは、文字盤が表示されている画面を下から上へフリックすることで、表示できます。
アプリを使用しているときは「デジタルクラウン」を数回押せば、文字盤が表示されます。その後は上記方法で、コントロールセンターの表示が可能です。
またアプリ画面下部を、0.5秒ほど長押ししてから上へフリックしても、コントロールセンターを表示できます。
このようにApple Watchのコントロールセンターは、簡単に表示できます。
Apple Watchのコントロールセンターの各アイコン機能
ここからはApple Watchのコントロールセンターで表示される、各アイコンの機能について紹介します。
Apple Watchのコントロールセンターでは、各アイコンをタップすることで機能を利用できます。
使いたい機能も設定やアプリを開く必要もありません。
コントロールセンターでアイコンをタップすれば、オン・オフを素早く切り替えられるため便利ですよ。
モバイル通信
Apple WatchのGPS + Cellularモデルを利用している場合、棒から電波が出ているアイコンがあります。「モバイル通信」です。
iPhoneとの接続が途絶えたときも、Apple Watch単独で通信可能な機能です。
またアクティブなモバイル通信プランに関する詳細を、見ることもできます。
アイコンが緑色のときは、インターネットに接続できている状態です。
利用できない場合やオフになっている場合、アイコンの色はグレーです。
Wi-Fi
電波マークは様々な場所やiPhoneなどで見られるものと同様、「Wi-Fi」のアイコンです。
タップすればWi-Fiのオン・オフが可能です。
長押しすると付近の接続できるWi-Fiネットワークを表示する画面が開きます。
接続先を変更する場合などに利用できます。
iPhoneを探す
スマホの形をしたアイコンは、「iPhoneを探す」です。
見失ったiPhoneを探すときに使用する、便利な機能です。
タップするとペアリングされたiPhoneから音が鳴り、見つけられるよう場所を知らせてくれます。
長押しすれば音が鳴ると同時に、iPhoneのフラッシュライトも点滅するので、暗い場所で探すときにも活躍します。
こちらの記事では、Apple WatchからiPhoneを探す方法についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
バッテリー残量
「%」で表示されている数値が、Apple Watchのバッテリー残量です。
アイコンをタップすると「省電力モード」の設定画面が開きます。画面をスライドすれば、省電力モードに切り替わります。
省電力モードはバッテリーを消費しない、時刻を表示するだけの機能です。
iPhoneとの通信などほかの機能を停止し、バッテリーの稼働時間を延ばせます。
また省電力モードを解除するには、Apple Watchを再起動するか、充電状態にする必要があります。
消音
ベルの形をしたアイコンは「消音モード」です。
通知音をオフにでき、バイブなどの振動で通知を知らせてくれます。
ただアラームとタイマーは、消音モードでも鳴ります。
映画館や舞台鑑賞中など、音を鳴らせない場合はアラームやタイマーもオフにするよう、注意が必要です。
シアターモード
仮面のようなアイコンは「シアターモード」です。
Apple Watchを着けている腕を動かしても、画面が光らず暗いままになる機能です。
映画館やコンサート中など、Apple Watchの画面を光らせたくないときに活躍します。
またシアターモードでは自動的に消音モードとなるため、通知音もなりません。
こちらの記事では、Apple Watchのシアターモードについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
おやすみモード
三日月のアイコンは「おやすみモード」です。
電話やメッセージを受信しても、通知をApple Watchの画面に表示させない機能です。
就寝中や集中していて邪魔されたくないときなどに、役立ちます。
iPhoneの「Watchアプリ」で、おやすみモードを適用する時間などを設定できます。
ライト
懐中電灯のようなアイコンは「ライト」を点灯できる機能です。
Apple Watchの画面全体が真っ白になります。
強い光ではないですが、足元や手元を照らせるので、暗い場所で活躍します。
また点灯発光もできるため、非常時のサイン代わりとしても利用可能です。
機内モード
飛行機のアイコンは「機内モード」です。
すべての通信を遮断できる機能です。飛行機に乗る際はオンにしましょう。
機内モードをオンにすれば飛行機内でもWi-FiやBluetoothを経由し、Apple Watchの利用が可能です。
防水ロック
水滴のようなアイコンは「防水ロック」です。
水中で使用しているとき、水滴などでタップ認識してしまうことがあります。そのような場合の誤タップを、防止できる機能です。
またデジタルクラウンを回すことで、ロックを解除できます。同時にスピーカーに入った水も排出します。
こちらの記事では、Apple Watchの防水性能、防水ロックについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
オーディオ出力
丸と三角マークのアイコンが「オーディオ出力」です。
Apple Watchをヘッドフォンやスピーカーに、Bluetoothで接続できます。
iPhoneが近くにない状況であっても、音楽を流せる機能です。
ライブリスニング
耳マークのアイコンは「ライブリスニング」です。
Apple製品のワイヤレスイヤホン「Air Pods」と接続しているときに、利用できます。
周りが騒がしい場所でも、「Air Pods」の音を聞き取りやすくしてくれる機能です。
テキストサイズ
「ぁあ」と書いてあるアイコンは、「テキストサイズ」です。
簡単にApple Watchの文字サイズを変更できます。
設定画面に行かなくても調整できるので便利です。
トランシーバー
無線機の形をしたアイコンは「トランシーバー」です。
Apple Watch同士で直接会話できる機能です。
iPhoneがデータ通信できる環境であれば、すぐ連絡を取り合えます。
事前にiPhoneの電話帳へ連絡先と、トランシーバーアプリを登録しておく必要があります。
スクールタイム
人が手を挙げているアイコンは、「スクールタイム」です。
学習中Apple Watchに機能制限をかけられる機能です。
iPhoneの「Watchアプリから」機能制限をかけられるため、子どものApple Watchを管理することもできます。
ただ緊急通報と通知は作動するため、安心です。
Apple Watchのコントロールセンターを編集する方法
Apple Watchのコントロールセンターは、アイコンを入れ替えたり非表示にできたりします。
よく使うアイコンは上の方へ、あまり使わないアイコンは非表示にするなど、自分好みに編集できます。
編集方法は以下の通りです。
コントロールセンターの編集方法
- コントロールセンターを開く
- 開いたコントロールセンターを一番下までスクロールする
- 「編集」をタップする
- アイコンが震えだし、編集モードになる
- アイコンを非表示にしたり移動したりなど、自分好みに編集する
- 編集を終えたら、完了をタップする
※アイコンの左上に「+」や「-」が表示されます。「+」で表示、「-」でアイコンを非表示にできます。
またアイコンを長押しすることで移動も可能です。
コントロールセンターのアイコンは、すべて表示することもできます。
まとめ
Apple Watchのコントロールセンターは、簡単に開けます。
たくさん並んでいるアイコンから状況に合わせタップするだけで、モード変更や様々な機能も素早く利用できます。
コントロールセンターを使いこなし、より快適なApple Watch生活を送っていきましょう。
こちらの記事では、Apple Watchのメリットや、Apple Watchのおすすめアプリについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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