長時間の外出や旅行など、すぐにスマホやタブレットを充電ができないようなときに、モバイルバッテリーは非常に便利なアイテムです。
地図アプリを開いたり、写真を撮影したりするときも、電池の消費を気にせず、スマホなどを使うことができるでしょう。
また、最近は働く場所が自由になり、カフェなどで仕事をする方も多いのではないでしょうか。
コンセントが利用できる席が確保できれば良いのですが、混みあっているときなどは、電源の確保が難しいでしょう。
そんなときには、大容量のモバイルバッテリーがあれば安心です。こちらの記事では、大容量である20,000mAhのモバイルバッテリーを紹介します。
ぜひ、購入の際の参考にしていただければ幸いです。
20000mAh大容量モバイルバッテリーのメリット・デメリット
まずは、20000 mAh大容量モバイルバッテリーのメリットとデメリットを紹介します。使用する状況に応じて、適切なmAhを選ぶようにしましょう。
20000mAh大容量モバイルバッテリーのメリット
まずはメリットからです。なんといっても安定して使用できる容量の多さが特徴です。それ以外にはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
外出先でデバイスの充電切れの心配がない
モバイルバッテリーのメリットですが、外出先で電池切れを気にしなくても良いことが挙げられます。
移動時間に動画を観たり、旅行先で思いっきり写真を撮ったり、外出先でしっかりと仕事に取り組む際に、電池切れが心配になったことはないでしょうか?
そんなときに、モバイルバッテリーをひとつ持っていれば、そういった心配をせずに思いっきりスマホやタブレットを使用することができるでしょう。モバイルバッテリーと、スマホなどの機器をケーブルで接続することで、いつでも充電が行えます。
また、災害などに備えて備蓄をしておく方も多いようです。外に出るときやもしもの備えとして、ぜひひとつは用意してみても良いのではないでしょうか。
スマホを5回はフル充電できる
20000mAhのモバイルバッテリーは、なんとスマホ5回程度充電で可能です。スマホやタブレットを何回充電できるのかは、お手持ちの機器によって変わります。
スマホやタブレットなどを、20,000mAh÷手持ちの機器のバッテリー容量=充電回数となります。
例えば、iPhone13のバッテリー容量は、3,265mAhと言われています。20,000mAh÷3,265mAh=6.12となりますので、iPhone13を充電する場合は、約6回も充電できることになります。
手持ちの機器のバッテリー容量に関しては、販売メーカーのホームページや、携帯会社の商品ページなどに記載されていますので、気になる方は調べてみてください。
iPadやノートパソコンもフル充電できる
20,000mAhモバイルバッテリーは、スマホ以外にもタブレットやノートパソコンを充電することができます。
持ち運びができるノートPCなどであれば、フル充電を行うことも可能です。外出先でPCを操作したい場合や、カフェなどでお仕事をしたいときも、充電切れを心配せずに使うことができるでしょう。
こちらの記事では、ノートパソコンにおすすめのモバイルバッテリーや、MacBookにおすすめのモバイルバッテリー、iPadにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
20000mAh大容量モバイルバッテリーのデメリット
次は、大容量バッテリーのデメリットについて解説していきます。
低容量のモバイルバッテリーと比較すると重い
低用量のコンパクトなモバイルバッテリーと比べてしまうと、重量が重くなってしまいます。そのため、持ち運ぶ際には荷物が重くなってしまうことに注意が必要です。
もし、そこまで何度も充電をしないという場合は、低用量のバッテリーを購入するのも良いでしょう。
サイズが大きい
バッテリーの容量が多くなるにつれて、サイズも大きくなってしまうことに注意しましょう。20,000mAhの大容量バッテリーは、小型のものに比べてやや大きめです。
ただし、最近のモバイルバッテリーは、スマホなどと同じく小型化しているモノもありますので、購入する際にはサイズにも注目してみることがおすすめです。
こちらの記事では、小型のモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
モバイルバッテリー自体を充電する時間が長い
意外と気づかないことが多いデメリットが、モバイルバッテリー自体を充電するときに掛かる時間が長くなってしまうことです。就寝する際に充電をしておけば、しっかりと充電をすることができますが、すぐに充電して持ち運ぶことはできませんので、忘れないようにしましょう。
しっかりと充電ができていないと、重くて大きい荷物になってしまいますので、注意しましょう。
20000mAh大容量モバイルバッテリーの選び方
ここからは、どのようにモバイルバッテリーを選べば良いかを解説していきます。ぜひ、モバイルバッテリー選びの参考にしてみてください。
値段で選ぶ
モバイルバッテリーは、バッテリー容量が多くなるほど、価格も高くなってしまいます。低容量のコンパクトバッテリーに比べると、高価なものが多くなりますので、予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
メーカーで選ぶ
モバイルバッテリーは、さまざまなメーカーから販売されています。AnkerやELECOM、Buffaloなど、聞き馴染みのあるメーカーも、モバイルバッテリーを販売しています。メーカーによって、付帯している機能などが異なることもありますので、選ぶ際の参考にしてみると良いでしょう。
容量で選ぶ
今回は20,000mAhのモバイルバッテリーを紹介しますが、低容量でコンパクトなモバイルバッテリーや、もっと容量の大きい大型なものも販売されています。
もちろん、低容量なものほど小さく軽く、価格が高くなります。そして、大容量なものほど大きく重く、高価になります。自分の使う目的に合わせて適切な容量で選ぶと良いでしょう。
こちらの記事では、10000mAhのモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
おすすめの20000mAh大容量モバイルバッテリー5選
最後に、おすすめのモバイルバッテリーの中から、20,000mAh以上の大容量バッテリーに絞ってご紹介していきます。
Anker PowerCore Essential 20000 PD
多くのモバイル関連ガジェットを販売しているAnkerの大容量バッテリーです。PowerCore Essential 20000 PDの特徴は、本体自体も急速充電が可能ということです。
こちらのモバイルバッテリーは、PD対応機器です。PDとは、「USB Power Delivery」のことを表し、USB Type-C端子から4段階の電圧に対応した充電が可能です。そのため、スマートフォンだけではなく、ゲームやノートパソコンなどにも充電をすることができます。一番のメリットは、USB TypeC端子を使用する多くの機器に充電できることです。
低電圧モードを搭載しており、スマートフォンなどに比べて低い電力で充電しなければならない機器にも対応ができます。iPhoneなどを含めて、さまざまな機器を充電できることが、PowerCore Essential 20000 PDの魅力的なポイントでしょう。
こちらの記事では、Ankerでおすすめのモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
Anker PowerCore 26800
同じくAnkerが販売するAnker PowerCore 26800は、26,800mAhという大容量のバッテリ―です。20,000mAhよりもさらに大きな容量を備えているため、何度もスマートフォンやタブレットを充電することができます。また、大容量を活かしてノートPCの充電に使用するのも良いでしょう。
さらに、長時間使用する際も安全に使用できるように、サージプロテクターや電子回路のショート防止機能などが備わっています。
Anker PowerCore 24000 65W
Anker PowerCore 24000 65Wは、65W出力のUSB-Cポートを2つ搭載しており、最大2つの機器へ同時にフルスピード充電ができます。
大容量な上に、最大65Wの高出力で充電できるため、大容量モバイルバッテリーが欲しいときは、これ一つあれば十分でしょう。
Ankerは他にも様々なガジェットを出している人気企業です。Ankerのおすすめガジェットはこちらの記事で解説しているので、ぜひそちらも確認してみてくださいね。
Belkin BOOST↑CHARGE 20100mAh モバイルバッテリー
Belkinは、PC関連品を多く販売しているアメリカのメーカーです。Boost Charge モバイルバッテリーは20,100mAhの容量を持つ、モバイルバッテリーです。
PD機能を備えており、さまざまな機器への充電に対応しています。また、USB‐Aのポートも2つ備えており、ケーブルさえ持っていれば、ほとんどの機器への充電に対応ができます。
また、30W以上のUSB充電器を使用することで、モバイルバッテリーを2~2,5時間という、かなり短い時間でフル充電をすることができます。他の機器と比べて、本体の充電時間が短いことも高評価です。
RAVPower RP-PB201
RAVPowerは中国のメーカーであるSUNVALLEYが販売するブランドです。こちらも20,000mAhの大容量モバイルバッテリーになっています。
RP-PB201は、比較的コンパクトに設計されており、持ち運びに便利な設計になっています。USB TypeCとUSB‐Aのどちらにも対応しており、多くの危機への充電にも対応しています。外出の機会が多き方は要チェックなモバイルバッテリーです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最近はスマートフォンなどを使う機会も多くなっていますので、電池切れの心配がなく使えるのは嬉しいですよね。
ぜひ、お気に入りのモバイルバッテリーを見つけて、快適なガジェットライフを過ごしましょう。
こちらの記事では、おすすめのQi対応ワイヤレスモバイルバッテリーや、おすすめの急速充電器、おすすめのUSB-Cケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。