iPadがあれば、どこでも大画面でネットやゲーム、動画、イラスト作成などを楽しめますね。でも、熱中しているとあっという間にバッテリーが無くなってしまうことも。出先や旅行中に充電が切れると困ってしまいますね。
そんなときにモバイルバッテリーがあれば、どこでも簡単に充電することができます。iPadユーザーならぜひ一台は持っておきたいアイテムですね。
今回は、iPad用モバイルバッテリーの選び方についてご紹介します。iPadは、mini/無印/Air/Proと種類が豊富です。モデルごとに必要なバッテリー容量や出力W数が違うので、失敗しないモバイルバッテリーの選び方を解説します。
また、おすすめのiPad用モバイルバッテリーをご紹介するので、ぜひ参考にしてください!
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iPad用モバイルバッテリーの選び方
iPad用モバイルバッテリーを選ぶ際には、「PD対応」「バッテリー容量」「出力ワット数」をチェックしましょう。
PDに対応しているかで選ぶ
PDとは、Power Delivery(パワーデリバリー)という電源供給の規格です。USBを使って、最大100Wまで電力を送れます。iPadやiPhoneはもちろん、パソコンや液晶モニタといった大型の機械でも使われています。
PD対応のモバイルバッテリーは、充電スピードがとても速いです。充電スピードが遅いとなかなか充電が終わらず不便ですよね。これから買うならPD対応のモバイルバッテリーをおすすめします。
注意点としては、PD対応ケーブルが必要です。基本的には、モバイルバッテリーの付属ケーブルを使えば大丈夫。最近は100円ショップでもPD対応のケーブルが売られているので、お気に入りの1本を見つけるのもいいですね。
こちらの記事では、おすすめのUSB-Cケーブルについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
容量で選ぶ
モバイルバッテリーは容量が多いほどたくさん充電できます。しかし、容量が多くなればサイズや重さも大きくなり、持ち運びが大変です。iPadによって最適な容量があるので、自分にあったものを選びましょう。
10000mAh iPad mini向け
iPad miniのような小型モデルなら、10000mAhあれば大丈夫です。iPad mini(第5世代)は1回フル充電できます。しかし、iPad(第9世代)はフル充電できないので注意しましょう。
10000mAhだと、iPad miniとスマートフォンで兼用できます。サイズも小さく軽いので、持ち運びにも困りません。災害対策として、常にカバンに入れて持ち歩くのもおすすめです。
こちらの記事では、10000mAhのおすすめモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
20000mAh iPad Air/Pro向け
iPad(無印)、Air、Proといった中型〜大型モデルは、20000mAh以上がおすすめです。iPad Proでも2回フル充電できるので、外で長時間使う人や高負荷の作業をする人には心強いですね。また、モバイルバッテリーを充電せずに何回も使えるので、旅行や出張にも最適です
iPadだけでなく、Macbookなどのノートパソコンやゲーム機などの充電にも使えます。一家に一台持っておいてもいいですね。高性能な反面、値段も高くないものが多いですが、長く使えるので買って損はないアイテムです。
こちらの記事では、20000mAh以上のおすすめモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
出力W数で選ぶ
出力W数とは、モバイルバッテリーのパワーのようなものです。数字が大きいほど充電スピードが速くなりますが、モバイルバッテリーのサイズも大きくなります。値段も高くなってしまうので、出力W数が大きければ大きいほどいいというわけでもありません。
Appleの純正アダプターは20Wなので、それ以上のW数であれば大丈夫です。iPad Air/Proは20W以上の充電に対応しており、より速く充電することも可能です。Air/Proなら45Wを目安に選びましょう。
20W出力 iPad(無印)、mini向け
iPad(無印)、miniの高速充電に対応しています。モバイルバッテリーのサイズも小さく、ポケットに入るほどです。普段からモバイルバッテリーを持ち歩きたい人におすすめのワット数です。
45W出力 iPad Air、Pro向け
iPad Air、Proの高速充電に対応しています。20Wだとできない複数機器の高速充電も可能です。しかし、サイズが大きいので、毎日持ち歩くのには少し不便。長時間のお出かけや旅行などに持っていくのに適しています。
メーカーで選ぶ
モバイルバッテリーが発火や爆発する事件も起きています。安全に使うためにも信頼できるメーカーを選びたいですよね。モバイルバッテリーとして有名なメーカーを4つご紹介します。
anker
中国のハードウェアメーカーです。モバイルバッテリーが有名ですが、イヤホンやロボット掃除機など多くの製品を扱っています。高性能なのにお手頃価格なのでとても人気。アメリカ、日本、ヨーロッパを中心として世界100カ国以上で販売されています。
参考:anker公式サイト
こちらの記事では、Ankerのおすすめガジェットについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
RAVPower
アメリカ発のメーカーでモバイルバッテリーや充電器を作っています。次世代素材や最先端技術を積極的に採用している先進的な会社です。小型・軽量化タイプやワイヤレス充電器に強みがあります。
こちらの記事では、RAVPowerのおすすめガジェットについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
CIO
日本の会社で、充電器やモバイルバッテリーに力を入れています。2017年創業と新しい企業ですが、ユーザー目線の使いやすい製品で有名です。新製品のクラウドファンディングを行っており、それに応募すれば一般販売より早く手に入れることもできます。
参考:CIO公式サイト
ELECOM
日本の大手デジタル機器メーカーです。どこかで見たことがある人も多いのではないでしょうか。モバイルバッテリーだけでなく、マウスやUSBメモリ、イヤホンにケーブルなど多種多様なデジタル製品を扱っています。日本企業ならではの信頼性が強みです。
参考:ELECOM公式サイト
こちらの記事では、ELECOMのおすすめマウスについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
【mini/Air/Pro】iPadにおすすめのモバイルバッテリー10選
モバイルバッテリーは10000mAh、20W以上のものを選びましょう。これ以下の容量・ワット数だと、iPadがフル充電できなかったり、充電に時間がかかってしまいます。
iPad miniにおすすめのモバイルバッテリー
iPad miniにおすすめのモバイルバッテリーを5つご紹介します。コンパクトで持ち運びがしやすいので、旅行や出張だけでなく、ちょっとしたお出かけにも使えるアイテムです。
Anker PowerCore Fusion 10000 20W PD
コンセント一体型なので、モバイルバッテリー用の充電ケーブルが必要ありません。旅行や出張などでモバイルバッテリーを充電する時に便利です。USB-Cが1口、USB-Aが2口と最大3つの機器を同時に充電できます。
こちらの記事では、Ankerのおすすめモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
Anker PowerCore Slim 10000 PD 20W
Ankerの中でも、高性能・高コスパな非常に人気のアイテムです。大容量にもかかわらず、厚さ1.5cmと非常に薄いので、ポケットにスッポリ収まります。USB-Cが1口、USB-Aが2口と最大3つの機器を充電可能です。
CIO モバイルバッテリー PD 30W
バッテリー残量を0〜100の数値で表示できるモバイルバッテリーです。パススルー充電対応なので、モバイルバッテリー自体の充電とiPadの充電を同時に行えます。また、出力が30Wなので、M1 MacbookAirなどのノートパソコンにも充電できます。
エレコム モバイルバッテリー 10000mAh PD対応 20W
スリムボディで小さいカバンやポケットに収まるサイズなので、持ち運びに便利です。パススルーに対応しているので使い勝手もバッチリ。Bluetoothイヤホンなど電流の小さい電子機器を充電するための”低電流モード”を搭載しています。
RAVPower モバイルバッテリー 20W PD対応 10000mAh
本体の充電は3.5時間とすぐに充電できます。USB-Cが1口、USB-Aが2口あるので同時充電にも対応。パススルー充電もできるので、たくさんの機器を何度も充電したい人におすすめです。
iPad Air/Proにおすすめのモバイルバッテリー
iPad Ari/Proは20000mAh、45W以上が目安です。iPad Proを2回フル充電、Macbook Proを1.3回フル充電できます。大容量を活かして家族や友人と一緒に使うこともできます。
Anker PowerCore 24000 65W
このモバイルバッテリーは、Anker製の24000mAhのモバイルバッテリーです。
65Wの出力が可能なので、iPad Proはもちろん、Macbookなどノートパソコンのフルスピード充電も可能です。USB-Cが2口、USB-Aが1口と合計3ポートあるので、たくさんの機器を同時に充電できます。
Anker PowerCore III Elite 25600 60W
60Wあるので、iPad Proの高速充電が可能で、ノートパソコンの充電もできます。同じシリーズの87Wに比べて、値段も安くなっています。iPadの充電がメインで、ノートパソコンの高速充電が必要なければこの商品がおすすめです。
CIO SMARTCOBY 20000mAh 60W
1%刻みのバッテリー残量表示ができ、とても使いやすいアイテムです。1.5時間でモバイルバッテリーの充電が可能で、パススルー充電対応です。サイズも約13cmとiPhoneXSより小さく、重さも370gと20000mAhの中でもかなり軽いです。
RAVPower PD 20000mAh PD対応 60W
20000mAhのモバイルバッテリーの中では、薄くて軽いので持ち運びやすいアイテムです。毎日カバンを持ち歩く人なら入れっぱなしにもできます。ロゴがないシンプルデザインなので、ミニマルデザインが好みな人にもおすすめです。
エレコム モバイルバッテリー 20000mAh 45W
USBPD規格に認定されており、安全性や信頼性はばっちり。モバイルバッテリーを安心して使いたい人には非常におすすめ。シンプルで主張しすぎないデザインなので、ビジネスでも使いやすいです。
こちらの記事では、おすすめのiPadアクセサリや、おすすめのiPadにおすすめのキーボードについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
まとめ
今回はiPad用モバイルバッテリーの選び方とおすすめアイテムを10個ご紹介しました。
充電ケーブルはPD対応の機種を選びましょう。PDに対応していると短時間でiPadを充電することができます。充電時間は使いやすさに関わる大事な機能なので外せませんね。
容量はiPadのモデルによって、10000mAh程度か20000mAh以上を選びましょう。10000mAhはサイズが小さいので持ち運びに便利です。20000mAhはiPad Proもフル充電でき、数日の旅行・出張にも使えます。
出力W数は充電時間に関わる大事な性能です。W数が多いほど充電時間が短くなりますが、その分サイズは大きく、値段は高くなってしまいます。自分の使い方に合ったW数を選びましょう。
モバイルバッテリーが発火したり爆発したりする事件も起きています。安心して使うには信頼できるメーカーを選びましょう。Anker、CIO、RavPower、ELECOMなどがおすすめです。
こちらの記事では、おすすめのモバイルバッテリーや、iPadのおすすめケースについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。