2020年にMagSafeがiPhone12で登場して以来、数多くのMagSafeモバイルバッテリーがリリースされてきました。
国内外の様々なメーカーが多種多様なMagSafeモバイルバッテリーを世に送り出したため、これからMagSafeモバイルバッテリーを購入しようとする場合は、どの製品にするか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回はMagSafeモバイルバッテリーのおすすめ11選を紹介します。
MagSafeモバイルバッテリーのメリット、デメリットも解説するので、製品を選ぶ際の参考にしてみてください。
- MagSafeのモバイルバッテリーとは
- MagSafe対応のおすすめモバイルバッテリー11選
- Apple純正バッテリーパック
- Anker PowerCore Magnetic 5000
- Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
- CHORTECH Magsafe対応 スタンド搭載モバイルバッテリー 10000mAh
- Belkin MagSafe対応 磁気ワイヤレスモバイルバッテリー
- HyperJuice Magnetic Wireless Battery Pack
- CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー
- iWALK ワイヤレス モバイルバッテリー
- TopACE MagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリー
- Baseus モバイルバッテリー【Magsafe対応】
- エレコム モバイルバッテリー 10000mAh
- まとめ
MagSafeのモバイルバッテリーとは
MagSafeモバイルバッテリーについてメリット、デメリットを含めて解説します。
MagSafeとは
今回紹介するiPhone版のMagSafeは、iPhone12シリーズとiPhone13シリーズ、14シリーズに搭載されている、磁力を利用したワイヤレス充電システムです。
- iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
- iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
- iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
iPhoneの背面に磁石とワイヤレス対応バッテリーが内蔵されており、MagSafeモバイルバッテリーを吸着させてコードレスで充電できます。
MagSafe対応スマホケースやMagSafe対応ウォレットなど、モバイルバッテリー以外のアクセサリーも増加中です。
MagSafeモバイルバッテリーは、iPhone専用というわけではなく、通常のモバイルバッテリーとしてAndroidスマートフォンでも利用可能になっています。
こちらの記事では、おすすめのMagSafe対応アクセサリーや、MagSafeとは何かについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
MagSafeモバイルバッテリーのメリット
MagSafeモバイルバッテリーのメリットは、磁力の利用とワイヤレス充電という2つのテクノロジーから生まれます。
磁力によって2つの機器が一体になる
磁力によってスマートフォンとモバイルバッテリーが吸着して固定されるので、2つの機器が一体になった状態で充電できます。
2つの機器が一体になっていると、安定していて安心感がありますよね。
カバンの中やポケットの中に入れておいても、ずれたり2つの機器がぶつかりあったりという事態を避けられます。
充電しながらスマートフォンを使用する際にも、2つの機器が一体になっていると、大変扱いやすいです。
ワイヤレス充電はケーブルがいらない
磁力で吸着して一体化したスマートフォンとモバイルバッテリーは、ワイヤレス充電によってケーブルなしで充電できます。
ケーブルがないと単純に荷物が減って助かりますよね。
充電中もスマートフォンとモバイルバッテリーだけという状態なので、ケーブルでつながっている状態と比べると、とにかくすっきりしています。
充電中にスマートフォンを使用する際にも、ケーブルがないと扱いやすいです。
ワイヤレス充電はもともと、位置がずれると充電できないという欠点を抱えていましたが、磁力によって位置が固定されることで、欠点も解消されました。
こちらの記事では、MagSafeとQiの違いについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
MagSafeモバイルバッテリーのデメリット
何かと便利なMagSafeモバイルバッテリーですが、充電性能にデメリットが存在します。
最近人気のモバイルバッテリーは大容量や急速充電など、性能が大きく向上してきていますよね。
しかしMagSafeモバイルバッテリーでは、スマートフォンに吸着させたままの使用を想定しているので、本体サイズをスマートフォンよりコンパクトにすることが求められます。
したがって、容量は5000mAh程度の製品が中心になっています。
5000mAhだと、充電時のロスを含めればiPhone13を満充電できません。
10000mAhの製品もありますが、本体サイズがアップしてカメラレンズにかかってしまったり、iPhone12miniからははみ出してしまったりする場合があります。
充電速度もワイヤレス充電では7.5Wが中心です。
スマートフォンを使用しながらの充電だと、バッテリー残量は増えるというより維持する程度になります。
しかしケーブルを使用すれば20WのPD充電に対応した製品も発売されているので、どうしても緊急の場合は有線で対応するといいでしょう。
MagSafe対応のおすすめモバイルバッテリー11選
ここからは、MagSafe対応のおすすめモバイルバッテリーをご紹介していきます。Apple純正の製品から、人気のブランドの製品まで、幅広くご紹介していきます。
Apple純正バッテリーパック
Apple純正ということで、Apple製品に愛着のあるユーザーは安心して選択できるMagSafeモバイルバッテリーといえるでしょう。
純正らしくデザインが洗練されており、iPhoneに吸着させた状態での見た目の一体感は他に類を見ません。
サイズや形状もよく考えられており、iPhone12miniに装着すると角のカーブの形状までジャストフィットします。
バッテリー容量とワイヤレス出力が小さめである点に注意が必要です。
Anker PowerCore Magnetic 5000
充電製品ブランドAmazon第1位のAnker製品ということで、信頼性は十分です。
Anker PowerCore Magnetic 5000は握りやすいデザインと滑り止め加工で、iPhoneに吸着したままでの高い操作性を実現しています。
本体重量133gは、今回紹介するモバイルバッテリーの中でApple純正バッテリーパックに次ぐ軽さながら、5000mAhのバッテリー容量を確保できています。
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)
Anker 622 Magnetic Battery (MagGo)は、ワイヤレス出力7.5W、ケーブル出力12Wの充電性能をもちながら、141gというコンパクト設計を実現しています。
カラーバリエーションが豊富で、計5種類のカラーから使用しているiPhoneにマッチしたカラーを選択できます。
折りたたみ式のスタンドを搭載しており、縦置きでも横置きでもiPhoneを固定できるのがとても機能的です。
こちらの記事では、Ankerのおすすめ充電器をまとめてご紹介していきます。ぜひこちらもご覧くださいね。
CHORTECH Magsafe対応 スタンド搭載モバイルバッテリー 10000mAh
CHORTECHのMagsafe対応モバイルバッテリーは、スタンドを搭載しているため、スマホを充電しながら、動画の視聴やビデオ通話などができます。
最大出力10Wの急速充電にも対応している上に、10000mAhの大容量なので、ストレスなく充電できます。(※iPhone 13 Proは非対応です)
また、有線充電にも対応しているため、ワイヤレスと優先で2つの端末を同時に充電可能です。
Belkin MagSafe対応 磁気ワイヤレスモバイルバッテリー
Belkinは30年以上前からApple関連製品を開発している、米国カリフォルニアの老舗アクセサリーメーカーです。
Belkin MagSafe対応 磁気ワイヤレスモバイルバッテリーは、iPhoneminiに吸着させた場合でもはみ出さないように、しっかりとサイズ設計されています。
パススルー充電方式を採用しており、iPhoneに充電ケーブルをつないで充電しながら、吸着させたBelkin MagSafe対応 磁気ワイヤレスモバイルバッテリーにも同時充電させることが可能です。
HyperJuice Magnetic Wireless Battery Pack
Hyperは海外のクラウドファンディングで計14億円以上の支援を獲得した経歴をもつ、IT&モバイルアクセサリーブランドです。
HyperJuice Magnetic Wireless Battery Packに内蔵されたマグネットは強力で、iPhoneに吸着させた状態でふってもずれ落ちません。
ケーブル出力とワイヤレス出力を同時に使用可能なので、2台同時充電ができるのが大変便利ですよね。
CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリー
CIO ハイブリッドワイヤレスバッテリーは、iPhoneだけでなくApple Watchのワイヤレス充電にも対応しています。
パッド上に端末を置くだけでデバイスを自動判別して、iPhone充電時には7.5W、Apple Watch充電時には2.5Wの適正な電流を送るので、Apple Watchユーザーにおすすめです。
無段階調節可能なスタンドが内蔵されており、自由な角度で本体を自立させられます。
iWALK ワイヤレス モバイルバッテリー
iWALK ワイヤレス モバイルバッテリーはフィンガーリングが搭載されていて、握りやすく持ち運びがしやすい設計になっています。
フィンガーリングはスタンドとしても活用可能です。
LED残量インジケーターが、数字でバッテリー残量を表示してくれるので、ひと目で残りのバッテリーを把握できます。
容量6000mAhでケーブル出力18W、ワイヤレス出力7.5Wと充電機能も申し分ありません。
TopACE MagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリー
TopACE MagSafe対応ワイヤレスモバイルバッテリーには、磁気増強リングが付属しており、このリングを装着することで吸着力がアップします。
充電性能については容量10000mAh、ケーブル出力20W、ワイヤレス出力15Wです。
ケーブル出力ポートを2つ備えており、3台同時充電が可能です。
Baseus モバイルバッテリー【Magsafe対応】
Baseus ワイヤレス モバイルバッテリーはワイヤレス出力が20WとMagSafeモバイルバッテリーの中でも高出力のモバイルバッテリーです。容量は6000mAhです。
ワイヤレス充電だけでなく、有線ケーブルを使った充電も可能です。ちなみに、USB-Cケーブルが付属していますよ。
本体の充電はUSB-Cで行います。
エレコム モバイルバッテリー 10000mAh
エレコム モバイルバッテリー 10000mAhは、その名の通り10000mAhの大容量です。
MagSafeを利用して、スマホに固定しながら充電ができます。
スタンドにもなるフィンガーベルトを搭載していて、モバイルバッテリーを吸着させたままでの持ち運びや使用がしやすくなっています。
最大20Wのケーブル出力ポートを2口備えており、接続機器を自動で判別して、最適な出力で最速で充電する「おまかせ充電」に対応しています。
充電自体は有線での受電となり、ワイヤレス充電には対応していないので、注意が必要です。
まとめ
今回はMagSafe対応のおすすめモバイルバッテリー11選を紹介しました。
一般的なモバイルバッテリーよりは充電性能で劣るMagSafeモバイルバッテリーですが、ケーブルレスの生活は一度味わうと、もう元には戻れないくらいの快適さです。
興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、おすすめの急速充電器や、Ankerのおすすめモバイルバッテリー、おすすめのQi対応ワイヤレスモバイルバッテリーについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。