AirPodsはiPhoneと相性も抜群な、ワイヤレスイヤホンです。
「ワイヤレスイヤホンが欲しい」と思ったとき、ワイヤレスイヤホンの火付け役ともいわれているAirPodsが気になりますよね。
人気が高いため、使っている方を見かけることも多いです。
ただ一口にAirPodsといっても1つではありません。AirPodsとAirPods Proといった、シリーズ展開されています。
AirPodsシリーズの違いがわからないと、どれがいいか選ぶことも難しいですよね。
そこでこの記事では、AirPods(第3世代)とAirPods Pro(第2世代)の違いについて、紹介します。
またAirPodsがおすすめの方とAirPods Proがおすすめの方についても、解説します。
価格や性能などAirPodsとAirPods Proの違いをよく知って、自分に合うAirPodsを選びましょう。
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AirPodsとAirPods Proの違い
AirPodsとAirPods Proには、デザインや性能などどれほどの違いがあるか知りたいですよね。
ここではAirPodsとAirPods Proの違いについて、1つずつ紹介します。
装着感
AirPodsはインナーイヤー型を採用しています。圧迫感が少なく、長い時間装着していても耳が痛くなりにくいといった特徴を持っています。
また数千の耳をスキャンし、より多くの人の耳にフィットするよう、デザインも進化しました。
一方AirPods Proはカナル型を採用しています。
密閉性が高いため音漏れがしにくく、フィット感にも優れています。
付属のイヤーチップから、装着感をカスタマイズできるといった特徴も持っています。
サイズ
AirPodsとAirPods Proは見たところ、似ているデザインが採用されています。
ただそれぞれのサイズや重量は、異なります。
AirPodsとAirPods Proのサイズ
- AirPods 高さ30.79×幅18.26×厚さ19.21mm 重量 4g
- AirPods Pro 高さ30.9×幅21.8×厚さ24.0mm 重量 5.3g
また充電ケースのサイズも異なります。
充電ケースのサイズ
- AirPods 高さ46.40×幅54.40×厚さ21.38mm 重量 37.91g
- AirPods Pro 高さ45.2×幅60.6×厚さ21.7mm 重量 50.8g
AirPodsはコンパクトな設計となっており、軽量です。
ただ見た目の大きさや手にしたときの重量などは、あまり差を感じられません。
操作性
AirPodsシリーズはモデルによって、操作性が異なります。
AirPodsは長く伸びた軸部分に、感圧センサーが搭載されています。
感圧センサーを1回タッチすれば、音楽の再生や一時停止が可能です。2回タッチすると、曲送りが可能など、タッチする回数で操作を行います。
AirPods Proは軸部分を指でつまむことで、操作可能です。
AirPodsと同様つまむように押す回数によって、音楽の再生や曲送りを行います。
さらにAirPods Proは上下スワイプで、音量調整が可能です。
また長押しすればアクティブノイズキャンセリングや、外音取り込みモードへ切り替えられます。
音質
AirPodsとAirPods Proはどちらも、特別設計のドライバとハイダイナミックレンジアンプが搭載されています。
そのためパワフルな低音と、クリアな音質が実現されています。
またAirPods ProはH2チップが搭載されており、迫力あるサウンドを楽しむことが可能です。
AirPods Proはアクティブノイズキャンセリングと空間オーディオを組み合わせれば、最高の音楽体験も得られます。
アクティブノイズキャンセリング機能
アクティブノイズキャンセリング機能は、AirPods Proのみ搭載されています。
AirPodsはアクティブノイズキャンセリング機能に対応していないため、外出先での騒音が気になる場合は、AirPods Proがおすすめです。
AirPods Proのアクティブノイズキャンセリング機能は、良質です。完全遮断はできませんが、周囲の音が遠くで鳴っているように聞こえます。
そのため通勤・通学中に歌詞をきちんと聞き取りながら音楽を楽しみたい方や、英語のリスニングを行いたい方にもぴったりです。
また自宅などでも静かな環境で、作業に集中したいときにも活躍します。
外音取り込み機能
アクティブノイズキャンセリング機能と同様、外音取り込み機能も、AirPods Proのみ搭載しています。
外音取り込み機能は、騒音を消すアクティブノイズキャンセリングとは反対に、周囲の音を聞こえやすくしてくれます。
イヤホンを着けたままランニングするとき、周りを走る車や自転車の音に気づけるため、事故防止などで活躍する機能です。
また電車内のアナウンスも聞きやすくなるため、乗り過ごす心配もありません。
空間オーディオ
AirPodsとAirPods Proは、立体的に音楽を聞ける空間オーディオ機能に対応しています。
空間オーディオ機能では、前後左右上下のあらゆる方向から音が聞こえてくるリッチな音響体験を得られます。
Apple MusicやApple TVなどで提供されているコンテンツも、高い没入感で楽しむことが可能です。
また自分の顔や耳の形に合わせて最適な空間オーディオを体験できる、パーソナライズ機能も搭載されています。
自分にベストな音質で、より高い没入感を味わえます。
充電方法
AirPodsとAirPods Proはどちらもケーブルを使った有線充電に加え、ワイヤレス充電へ対応しています。
そのためワイヤレス充電に対応している充電器へ、充電ケースを置くことで充電が可能です。
MagSafe充電にも対応しているため、MagSafe充電器の方が使いやすいといった方も安心して使えます。
またAirPods Proは、Apple Watchの充電器にも対応しています。
こちらの記事では、おすすめのAirPods Pro充電器や、おすすめのワイヤレス充電器についてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
連続再生時間
AirPodsの連続再生時間は、最大6時間です。さらに充電ケースを併用すれば、最大30時間まで再生可能です。
一方AirPods Proの連続再生時間は、最大5.5時間となっています。ただ充電ケースを併用すれば、AirPodsと同様の最大30時間まで、再生可能です。
どちらも充電ケースを併用することでバッテリー残量を気にせず、長い時間音楽を楽しめます。
価格
2023年7月現在、AirPodsの価格は税込27,800円です。分割払いの場合、9,266円/月×3回となります。
ただワイヤレス充電が非対応のケースを選ぶと、税込26,800円で購入可能です。
一方AirPods Proは税込39,800円です。分割払いの場合、13,266円/月×3回となります。
AirPodsとAirPods Proは、12,000円の差があります。
小さい差ではありませんが、AirPods Proはアクティブノイズキャンセリングや空間オーディオ機能など、音楽を余すことなく楽しむことが可能です。
AirPodsとAirPods Proでおすすめの人を解説
AirPodsとAirPods Proの違いについては、わかりました。
ここからはAirPodsとAirPods Pro、それぞれおすすめの方を解説します。
自分はAirPodsとAirPods Proどちらを購入した方がいいか、迷ったときの参考にしてください。
AirPodsがおすすめの人
AirPodsがおすすめの方は、以下のような方です。
AirPodsがおすすめの方
- 耳の負担は少ない方がいい
- ワイヤレス充電器やMagSafe充電器を使って充電がしたい
- アクティブノイズキャンセリング機能はあまり使う機会がない
インナーイヤー型ですが、長く使っていても耳は痛くなりにくいです。
また空間オーディオに対応していながら、購入費用を抑えられます。
静かな場所で使うことが多い場合や、ジョギング中に音楽を聞くことが多いなど、アクティブノイズキャンセリング機能は不要という方は、AirPodsがおすすめです。
音質はよく連続再生時間もAirPods Proより長いので、音楽をしっかり楽しめます。
AirPods Proがおすすめの人
AirPods Proがおすすめの方は、以下のような方です。
AirPods Proがおすすめの方
- 空間オーディオで臨場感あるサウンドを楽しみたい
- アクティブノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能を使う機会は多い
価格は少し高めですが、通勤・通学中も静かな環境で音楽を楽しめます。
静かな環境で音楽に没頭したいという方は、AirPods Proがおすすめです。
アクティブノイズキャンセリング機能と空間オーディオで、にぎやかな場所でも臨場感ある音楽体験を得られます。
まとめ
AirPodsはAirPods Proなど、シリーズ展開されています。
購入するときは迷うことも多いですが、AirPodsとAirPods Proの違いを知ることで選びやすくなります。
AirPodsとAirPods Proの違いをよく知って、自分に合うAirPodsを選び、楽しい音楽ライフを送りましょう。
こちらの記事では、AirPodsProでできることや、おすすめのAirPodsProケースについてより詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧くださいね。
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